今回は、7月に行われた「就職者の声セミナー」のご報告をします。
支援センターishの就労移行コースを利用して就職した2名をお招きし、利用したきっかけや、就職活動での体験談、就職して良かったことなどを話していただきました。
お二人の担当支援者も登壇し、利用時から就職後の現在のサポート状況も合わせて説明していただきました。
就職者のお二人の話で印象的だったのは、「ishでいろいろな経験をさせてもらって自信がついた」「就職して、やってみたかったことが実現できた」という意見でした。
利用当初は、表情も固くあまり自分らしさを出せずにいたお二人でしたが、同じ目標である「就職」に向かって一緒に活動していくことで、仲間意識が芽生え、お互いに励まし合う存在になっていきました。就職してishを卒業した後も、仕事が休みの日にishに顔を出して、近況を報告してくれています。お一人の方は、5月より一人暮らしも開始し、公私ともに充実した生活を送られています。
今回のセミナーで、仕事のことや今の生活のことなどを生き生きと話す姿を見て、これまでサポートをしてきた支援者も、就職者の成長を感じ、とても感慨深かったです。
参加した就労移行の現在の利用者から、「就職してよかったことは？」と質問されると、「家にお金を入れられるようになって、家族に感謝された」「清掃の仕事で、お客様からいつもキレイにしてくれてありがとうと声をかけられてうれしかった」とそれぞれ答えていました。
最後に、就職者のお二人から、これから就職を目指す利用者に向けて、メッセージをいただき、お開きとなりました。
就職者に語っていただくセミナーは、ish初の試みでしたが、参加者からは「就職活動の大変さがわかった」「就職した後の話を聞けてよかった」という感想が出ていました。
