今回は、2024年1月に就職したMさんについてご紹介します。
Mさんは、2021年の夏に、就業・生活支援センターの紹介でishに見学に来られました。体験後、就労移行コースを利用開始しました。
就労経験があったのですが、人間関係でしんどくなってしまい、自信を失くしている状態でした。少しネガティブ思考なところがあり、初めて行う作業や、急に仕事の依頼が入って行う作業などは、「自分にできるかな…」と、戸惑うことも多かったです。
そんなMさんですが、作業のプログラムだけでなく、ishで行うイベントの企画や、司会進行をしたり、施設外での作業も経験し、少しずつ自信を取り戻していきました。
2023年の夏に、ishから1名就職者がいる会社から、もう1人雇用したいというお話をいただき、Mさんにチャレンジしてもらいました。
食材や調味料を扱う会社の倉庫内で、商品のピッキングや配送の準備を行う仕事を体験しました。
初めはとても緊張していましたが、現場の方からのフォローもあり、1週間の体験実習をやり遂げました。現場の方たちからも「真面目で一生懸命やってくれた」と高評価をいただき、年明けから採用されることが決まりました。
初出勤は、やはり緊張してネガティブになっていましたが、現場の方や、ishから就職した先輩にも声をかけてもらい、体験実習で教えてもらったことを思い出しながら、仕事をしていました。
先日、仕事がお休みの日に、ishに顔を出してくれて、久しぶりにishのメンバーと談笑したりして、少し緊張も和らいだようでした。これからも長く続けていけるように、みんなでサポートしていきたいと思います。
最後に、就職が決まった時にMさんが考えた「なぞかけ」をひとつご紹介します。
「笑う」こととかけまして「お祭り野郎」ととく、その心はどちらも「ハッピー（法被）」になるでしょう！
